2023/02/11 ニュース
引退ブログ④️🦁AIRI
お世話になった皆様へ
こんにちは、AIRIです。
大好きならいおんちゃんブログを書くことも、これで最後となりました。
今シーズンをもって、ライオンズチアリーダーを卒業させていただきます。
在籍したこの6年間は一生の宝物です。
挑戦すること、
信じること、
感謝の気持ちを忘れないこと。
チアリーダーとしても人としても大切なことを学ばせていただき、そしてなにより、多くの素晴らしい出逢いに恵まれました。
お礼の言葉はいくらあっても足りませんが、関わってくださった皆様、支えてくださった皆様に少しでも感謝の気持ちが伝わることを願い、最後のブログを綴らせていただきます。
拙い文章ですが、お付き合いいただけますと幸いです。
ライオンズに加入して、初めてたてた目標が
「ライオンズを愛し、ライオンズに愛されるチアリーダーになること」でした。
右も左もわからない私をチームに迎え入れてくださり、愛情いっぱい育ててくださった先輩方。お互いに励ましあってきた、心を許せる大好きな同期。
「自分のすべてをかけて恩返しをしたい」入部早々、そう決意するほど、ライオンズは私を夢中にさせ、大切な「居場所」をつくってくれました。
特にキャプテンを務めた3年間は、文字通り四六時中ライオンズのことで頭がいっぱいでした。
初めてキャプテンを任せていただいた2019年。リーグ編成が変わりX1Superに所属したライオンズには、強豪チームとの闘いが待ち受けていました。一方的な敗戦が続くなか、どうしたら客席が楽しんでくださるのか、どうしたらチームを勝利に導く応援ができるのか。メンバーと意見を交わし合い、互いを尊重し、一人一人が輝けるパフォーマンスづくりに勤しみました。こんなに頭も体もフル稼働させたことはないというくらい走りまわった1年間。最終戦では選手から“勝利”というプレゼントをもらい、それまでの想いが報われた感動的なシーズンでした。
そして2020年。
キャプテン2年目を迎え、自身にとっては4年目のシーズン。X1Super残留を果たし、これからどんな景色が見られるだろうとワクワクしていたところを、コロナ禍が襲いました。
対面で練習することも、サイドラインに立つこともできない。
そしてこの状況がいつ終わるのかもわからない。
チームの間にはあらゆる感情が駆け巡っていたと思います。
不安・不満・もどかしさ。
負の感情を画面越しに感じる日々でした。
メンバー同士で揉めることも多くなり、ライオンズを辞めたいと言われたこともありました。
これまで歴代の先輩方が、誇りと情熱をもって築いてきてくださったライオンズ。
自分の居場所であると同時に、みんなにとっての大切な居場所でもあります。
それを守り抜くのが、キャプテンである私の使命でした。
必ず、元のライオンズ生活に戻れる日が来る。
対面で練習をして、何気ないことで笑って、サイドラインに立って、勝利をみんなで喜びあう、そんな日が必ず来ると、そう信じて。
私の原動力はいつも「人」でした。
仲間たちの笑顔が私を強くしてくれました。
そして沢山の夢を見せてくれた選手たち、
スタッフ・マネージャーの皆さん、
応援してくれる友達や、会社の上司・同僚、
それぞれのチームで頑張るチアリーダー仲間、
チアの楽しさを教えてくださった先生、
会場に足を運んでくださるライオンズファミリーの皆様。
2021年秋に、2年ぶりのサイドライン復帰を果たすことができたのは、皆さんの存在と応援を力に、未来を信じて前を向くことができたからです。
この時に見た景色は言葉に表すことができませんが、ふと気を緩めると涙腺が崩壊してしまいそうな、そんな感覚が胸いっぱいにあふれていたのを覚えています。
一緒に信じて待っていてくださり、本当にありがとうございました。
今シーズンで卒業を決めたのは、心の底から「やり切った」と思えたからです。
この6年間に悔いはありません。
がむしゃらに、自分らしく、仲間と向き合い、全力で走り抜けてこれたと思います。
この先、フィールドで皆様に踊る姿をお見せする機会は、もうないかもしれません。
愛してやまないライオンズを、
生活の一部であるライオンズを、
自分を形成しているライオンズを離れることは、正直なところ寂しさと不安でいっぱいです。
でも、これまで守り抜いてきたライオンズは愛する後輩たちに託すことに決めました。
これからは「現役」から「OG」という立場に変わりますが、変わらぬ愛情をもってライオンズをサポートしていきたいと思います。
最後に。
ここまでライオンズ生活を全うできたのには、家族の存在が欠かせませんでした。
面と向かって「ありがとう」と言える自信がないので、この場をお借りして伝えさせていただきます。
いつも応援してくれたパパ。
大学時代アメフト選手だったパパの影響もあり、ライオンズでチアがしたいと思いました。それを伝えた時には笑いながら「やめとけ」と言っていたけど、試合は欠かさず見にきてくれて、「ライオンズは強くなってるから、次はきっと勝てるよ」と応援メッセージをくれました。
「白くて丸くてぽわぽわした愛理がこんな風になると思わなかった」、そう言って成長した姿を認めてくれたことが本当に嬉しかったです。
いつも心配をかけてしまったママ。
私が壁にぶつかり、つらい思いをすることを一番に嘆いて心配してくれたのがママでした。
それでも試合を観にくると「今日のHISAEのボイスも胸に響いたよ」「ハーフタイムのスタンツが揃っててよかった」と、私だけでなくライオンズチア全体をしっかりと見届けてくれました。
客席でばっちりバンガーズのLを作ってくれる、そんなママはやっぱり大きな存在です。沢山心配をかけてごめんね、いつまでも好きなことをやらせてくれて、応援してくれてありがとう。
いつも見守ってくれた兄。
アメフトもチアも一切興味のない兄ですが、可愛い姪っ子を連れて何度も試合を見にきてくれました。
自分と同じくらいの大きさもあるバンガーズを叩いたり、私が踊る姿を見つめる姪っ子のキラキラとした瞳は一生忘れません。
最終戦の12/10、家族全員が富士通スタジアム川崎に観戦しにきてくれたことがなにより幸せでした。
ここまで支えてくれて、応援してくれて、本当にありがとう。
思い残すことなく、ライオンズを卒業します。
沢山の感動を、幸せな景色を共に見てくださった皆さん、本当にありがとうございました。
幸せな6年間でした!
これからもオール三菱ライオンズをどうぞよろしくお願いいたします。
またどこかで必ずお会いしましょう!
AIRI
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