引退ブログ②🦁ASAMI

2023/02/09 ニュース

引退ブログ②🦁ASAMI

オール三菱ライオンズを応援して下さる皆様！

4年目のASAMIです！
2022シーズンを持ちましてオール三菱ライオンズチアリーダーを引退することをご報告致します。

この4年間を一言では表しきないので、シーズン毎に振り返っていきます。
長くなりますが、最後までお付き合い下さい！

2019シーズンは「本気で頑張れるメンバーに出会えたこと」、「応援できる環境があること」に幸せを感じながら過ごしました。
競技チアをやっていた私は応援チアへの憧れを捨て切れず、オール三菱ライオンズのトライアウトを受験しました。
受験翌日のお昼、会社の食堂で合格通知を見て「やっと応援ができる！」とガッツポーズをした瞬間を今も鮮明に覚えています。

しかし、振り入れが始まると想像以上の忙しさでした。平日は、仕事をし、退社後にベテランメンバーから振り入れをしてもらい、帰宅後や翌日の仕事の空き時間に復習をし、また退社後には新たな振りを入れをしてもらう…と怒涛の日々。
頭も身体もフル稼働で疲れはしましたが、その疲労は心地良かったですし、親身になってくれる先輩や一緒に頑張る同期と活動できることに、日々幸せを感じておりました。
そんな理由から毎度の練習や試合が楽しくて仕方がなかったです。

2020シーズンは不完全燃焼に終わりました。
新型コロナウイルスによりリーグ戦を辞退し、練習場所も閉鎖され、思うように活動ができませんでした。気持ちを切り替えてオンライン等を用いて練習方法を工夫したものの、試合がないのでモチベーションは上がらず。
そんな中、嬉しい出来事もありました。
私達の活動できない状況を見かねた他チームやライオンズのOGの方が、温かいメッセージや練習用の振りを提供して下さいました。

私は「自分達は色んな方に支えられてるんだな、愛されているんだな。」とライオンズの一員であることを誇りに感じ「応援は出来ないけど、純粋に踊ることを楽しもう！」と持ち直しました。
制限が緩和され、全員集合で練習ができた時、お互いを感じながら踊れることが本当に嬉しかったですし、些細なことで笑い合える日常の大切さを改めて実感しました。
しかし、2020シーズンメンバーで試合応援がやりたかったのが本音で悔いが残っております。

2021シーズンは、完全復活を果たして喜びを噛み締めることができました。
秋シーズン中盤からのリーグ戦参加が決まり、毎日がワクワクでした。

約2年振りに参加したvs .IBM BIGBLUE戦、試合前、隊形につきポーズを取った瞬間『おかえり！らいおんちゃん！待ってたよ！』『らいおんちゃん最高！』という声が聞こえ涙を堪えられませんでした。
思い通りに活動ができず手探りで練習をした日々が報われたという実感、メンバーへの愛、フィールドで応援できる喜び、様々な感情が溢れ出しました。

ハーフタイムでは、2年間磨き続けたパフォーマンスをようやく披露することができました。
たった3試合しか応援できなかったからこそ、1試合1試合、喜びを噛み締めながら楽しみました。

2022シーズンは、自分に対してもチームに対しても悩み苦しみ、そして出し切った1年間となりました。

可愛いルーキーがチームの半数以上を占め、チームを引っ張る立場となり責任感が芽生えました。
当初は引っ張る立場に自信がなく、また「ずば抜けたテクニックや華を持っていない。どうしよう。」と悩んでいました。
がむしゃらにもがいて上手くいかず挫けそうな時はメンバーが一緒に考え、行動してくれました。私は周囲に恵まれていましたし、メンバーとの関わりの中で視野が広がり、ライオンズの活動を通して、人として成長できたと思います。

2022シーズンは勝利を掴めない厳しい状況が続いたこともあり、「選手の力になれる応援」、「観客席を試合展開に関係なく盛り上げるための応援」とは何かを常日頃考え、パフォーマンスに工夫を凝らしました。

チアリーダーは「華を添える存在」、「踊りで魅了する存在」と思われがちですが、ライオンズチアリーダーは「アメリカンフットボールを熟知し、フィールドで選手と共に戦うアスリート」というプライドを持って活動しています。

4年間このプライドをメンバーと共有できたことを誇りに思いますし、一生の宝物です。

最後に、4年間大変お世話になりました。
先輩、同期、後輩、選手、トレーナー、マネージャー、会社関係者の方々、Xリーグ協会の方、他チームのチアリーダーの方、4年間支えてくれた家族、この場を借りて御礼申し上げます。

そして観客の皆様、暑い日も寒い日も雨の日も観客席から声援を送って下さり、誠にありがとうございました。
私は試合展開で気持ちが負けそうになった時、皆様の声援から元気を頂いていました。